油性ペンで間違って書いてしまった文字や、子どものいたずら書きなどに困ったことはありませんか?油性ペンは水拭きでは取れず、普通の消し方ではなかなか落ちません。しかし、今回紹介する「水性ペンを使った裏ワザ」なら、簡単に消すことができます!
この記事では、前回の「修正液を使った方法」との違いも踏まえつつ、この裏ワザの手順とポイントをわかりやすく解説します。
水性ペンを使って油性ペンを消す裏ワザ
必要なもの
- 水性ペン(何色でもOK!)
- ティッシュや柔らかい布
手順
- 油性ペンで書かれた部分に水性ペンを重ね塗り
- 油性ペンの上から、水性ペンでしっかりと塗りつぶします。色ムラがないように全体を覆うように塗るのがコツです。
- すぐにティッシュや布で拭き取る
- 水性ペンを塗った直後に、ティッシュや布で軽くこするようにして拭き取ります。油性ペンと水性ペンが一緒に取り除かれて、キレイに消えるはずです。
- 残りがあれば繰り返す
- 一度で消えない場合は、この作業を繰り返してください。力を入れず、優しく拭き取るのがポイントです。
なぜ水性ペンで油性ペンが消えるの?
グリコールが鍵!
水性ペンには、油性ペンのインクを溶かす成分であるグリコールが含まれています。この成分が油性ペンのインクを柔らかくし、溶かして浮き上がらせることで、簡単に拭き取れるようになるのです。
どんな素材に使えるの?
この裏ワザが効果的なのは、次のような素材です:
- ガラス
- プラスチック
- 金属
- ホワイトボード
ただし、紙や布のようにインクが染み込む素材には効果がありません。この方法は、インクが表面に留まる素材にのみ有効です。
【前回との違い】修正液を使う方法との比較
前回紹介した修正液を使った方法との違いは、以下の通りです。
方法 | 修正液を使う方法 | 水性ペンを使う方法 |
---|---|---|
向いている素材 | 紙や机などの表面 | ガラスやプラスチック、ホワイトボードなどのツルツル素材 |
準備の手軽さ | 修正液が必要 | 手元に水性ペンがあればすぐ実践可能 |
仕上がりの特徴 | 削り取る必要があるため跡が残ることも | 跡が残りにくく、元通りのきれいな状態に戻る |
この裏ワザの注意点
- 時間を置かないこと
- 水性ペンを塗った後に放置すると、乾燥して固まってしまい、かえって落としにくくなることがあります。必ず塗った直後に拭き取ってください。
- 繰り返し作業が必要な場合も
- 一度で完全に消えないこともあるので、無理にこすらず、何度か繰り返すことでキレイに仕上げましょう。
- インクの種類に注意
- すべての油性ペンに効果があるわけではありません。一部の特殊なインクでは、消えにくい場合もあります。
まとめ:水性ペンがあれば即解決!
油性ペンで書いてしまった文字や落書きも、水性ペンを使えば手軽に消すことができます。特に、水性ペンは文房具の中でも手軽に手に入るアイテムなので、すぐに試せるのが魅力です。
今回の方法は、ガラスやプラスチックなどのツルツルした素材に適しており、修正液を使った方法よりもきれいに仕上がる点がポイントです。ぜひお試しください!