油性ペンで書いてしまった文字を消す裏ワザ ~その2~

油性ペンで間違って書いてしまった文字や、子どものいたずら書きなどに困ったことはありませんか?油性ペンは水拭きでは取れず、普通の消し方ではなかなか落ちません。しかし、今回紹介する「水性ペンを使った裏ワザ」なら、簡単に消すことができます!

この記事では、前回の「修正液を使った方法」との違いも踏まえつつ、この裏ワザの手順とポイントをわかりやすく解説します。


水性ペンを使って油性ペンを消す裏ワザ

必要なもの

  • 水性ペン(何色でもOK!)
  • ティッシュや柔らかい布

手順

  1. 油性ペンで書かれた部分に水性ペンを重ね塗り
  • 油性ペンの上から、水性ペンでしっかりと塗りつぶします。色ムラがないように全体を覆うように塗るのがコツです。
  1. すぐにティッシュや布で拭き取る
  • 水性ペンを塗った直後に、ティッシュや布で軽くこするようにして拭き取ります。油性ペンと水性ペンが一緒に取り除かれて、キレイに消えるはずです。
  1. 残りがあれば繰り返す
  • 一度で消えない場合は、この作業を繰り返してください。力を入れず、優しく拭き取るのがポイントです。

なぜ水性ペンで油性ペンが消えるの?

グリコールが鍵!

水性ペンには、油性ペンのインクを溶かす成分であるグリコールが含まれています。この成分が油性ペンのインクを柔らかくし、溶かして浮き上がらせることで、簡単に拭き取れるようになるのです。


どんな素材に使えるの?

この裏ワザが効果的なのは、次のような素材です:

  • ガラス
  • プラスチック
  • 金属
  • ホワイトボード

ただし、紙や布のようにインクが染み込む素材には効果がありません。この方法は、インクが表面に留まる素材にのみ有効です。


【前回との違い】修正液を使う方法との比較

前回紹介した修正液を使った方法との違いは、以下の通りです。

方法修正液を使う方法水性ペンを使う方法
向いている素材紙や机などの表面ガラスやプラスチック、ホワイトボードなどのツルツル素材
準備の手軽さ修正液が必要手元に水性ペンがあればすぐ実践可能
仕上がりの特徴削り取る必要があるため跡が残ることも跡が残りにくく、元通りのきれいな状態に戻る

この裏ワザの注意点

  1. 時間を置かないこと
  • 水性ペンを塗った後に放置すると、乾燥して固まってしまい、かえって落としにくくなることがあります。必ず塗った直後に拭き取ってください。
  1. 繰り返し作業が必要な場合も
  • 一度で完全に消えないこともあるので、無理にこすらず、何度か繰り返すことでキレイに仕上げましょう。
  1. インクの種類に注意
  • すべての油性ペンに効果があるわけではありません。一部の特殊なインクでは、消えにくい場合もあります。

まとめ:水性ペンがあれば即解決!

油性ペンで書いてしまった文字や落書きも、水性ペンを使えば手軽に消すことができます。特に、水性ペンは文房具の中でも手軽に手に入るアイテムなので、すぐに試せるのが魅力です。

今回の方法は、ガラスやプラスチックなどのツルツルした素材に適しており、修正液を使った方法よりもきれいに仕上がる点がポイントです。ぜひお試しください!

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