
海やプールから帰るとき、浮き輪やビーチボールなどの空気を抜く作業って意外と大変ですよね。手で押しても時間がかかり、空気がなかなか完全に抜けません。そこで便利なのが、つまようじを使った簡単な裏ワザです!この方法なら、静水圧の力を利用して、浮き輪や同じ構造を持つアイテムの空気をあっという間に抜くことができます。
この記事では、浮き輪を例にしてこの裏ワザのやり方を詳しく解説し、さらに応用可能なアイテムについてもご紹介します。
つまようじを使って浮き輪の空気を抜く方法
必要なもの
- つまようじ:1本
- バケツやプールの水:浮き輪を沈めるための水が必要
手順
- 浮き輪の空気口にある弁を開ける
- 浮き輪の空気口の中には、空気が外に逃げないようにする弁があります。この弁を開けるために、つまようじを弁の内側に差し込みます。
- 弁が開いた状態を保つ
- 差し込んだつまようじをそのままの位置に固定します。これで弁が開いた状態を保ち、空気が自由に出入りできるようになります。
- 浮き輪を水に沈める
- 弁を開いた状態の浮き輪を水に沈めます。すると、水圧(静水圧)の力で浮き輪の中の空気がどんどん押し出されていきます。
- 完全に空気を抜く
- 浮き輪がペチャンコになるまで沈め続けます。空気が全て抜けたら浮き輪を引き上げ、つまようじを外して完了です。
この方法なら、手で押すよりも遥かに早く空気を抜くことができます!
なぜこの方法で空気が抜けるのか?
この裏ワザの鍵は静水圧にあります。水の中では、水圧があらゆる方向に物体を押す力として働きます。この水圧が、浮き輪の中の空気を押し出す役割を果たしているのです。
静水圧の仕組み
静水圧は、水深が深いほど大きくなりますが、浅い水でも十分な力を発揮します。浮き輪を水に沈めると、弁が開いている部分から水圧で空気が押し出され、短時間で空気が抜けるのです。この仕組みを利用すれば、手で空気を抜く労力が大幅に減ります。
応用できるアイテムは?
この方法は、浮き輪だけでなく、同じように空気を入れる構造を持つアイテムに応用できます。
応用可能なアイテム
- ビーチボール
- 空気を抜くときも手で押すより、水圧を利用するほうが圧倒的に早いです。
- エアマット
- キャンプやアウトドアで使うエアマットも、弁を開けて水に沈めると簡単に空気を抜けます。
- ゴムボート
- 小型のゴムボートやフロートも、浮き輪と同じ方法で空気を抜けます。ただし、大きなアイテムは大きな水場が必要です。
- エアクッション
- 車や飛行機で使うエアクッションも同様に、つまようじと水圧で簡単に空気を抜くことが可能です。
この裏ワザのメリットと注意点
メリット
- 短時間で空気を抜ける
- 水圧が強力に空気を押し出してくれるので、手で押すよりも早く作業が終わります。
- 労力を大幅に削減
- 大きな浮き輪やアイテムでも、押したり叩いたりする必要がありません。
- コストゼロ
- つまようじ1本と水があればできるので、特別な道具を買う必要がありません。
注意点
- 壊れやすい弁には注意
- つまようじを弁に差し込む際、無理に押し込むと弁が破損する可能性があります。優しく扱いましょう。
- 適した水場を確保
- 大きなアイテムの場合、十分な水深が必要です。家庭用のプールや浴槽を使うと便利です。
まとめ:つまようじと水圧を活用して空気を素早く抜こう!
浮き輪やビーチボールの空気を抜く作業は面倒なものですが、つまようじを使った静水圧の裏ワザを活用すれば、驚くほど簡単に解決できます。この方法は、浮き輪以外にもビーチボールやエアマットなど、さまざまなアイテムに応用可能です。
アウトドアやレジャーの帰りに「空気を抜くのが面倒だな」と思ったときは、ぜひこの方法を試してみてください。手軽で効果的な裏ワザが、片付けの手間をぐっと減らしてくれるはずです!