
ハサミが見つからないときや、きれいにまっすぐ紙を切りたいときに役立つのが定規を使った切り方です。この裏ワザなら、ハサミがなくてもスムーズに紙を切ることができます。必要なものは、定規を2つだけ!この方法を使えば、まるでハサミで切ったかのように、きれいな直線や曲線を作ることが可能です。
定規を使って紙をきれいに切る方法
必要なもの
- 定規:2本
手順
- 定規を向かい合わせにして持つ
- まず、2本の定規を用意し、定規の目盛りが向かい合うように持ちます。このとき、定規の上下がぴったり揃うように注意してください。
- 定規の端を紙に当て、上下に動かす
- 切りたい紙の端に定規を当て、片方の定規を上下に少しずつ動かします。この動きで紙がスパッと切れるようになります。力を入れすぎず、滑らせるように動かすのがポイントです。
- 必要な部分をスイスイ切る
- 定規をスライドさせながら、紙を切り進めます。直線だけでなく、円形や曲線もこの方法で切ることができます。
この裏ワザを使うと、力をほとんど入れずに紙が切れるため、手軽で便利です。定規を上下に動かすだけなので、紙に沿って滑らせるだけで簡単に切れます。
なぜ定規で紙が切れるのか?その仕組み
この裏ワザのポイントは、**定規が持つ「剪断応力」**を利用していることにあります。定規の刃が向かい合う状態で紙に圧力が加わると、紙に対して均等な力がかかり、簡単に切れるようになります。
剪断応力の原理
剪断応力とは、向かい合う力が紙に加わることで、紙の繊維がスパッと切れる現象です。定規の端を少しずつずらしながら動かすことで、刃のような力が発生し、紙を切断することができます。このため、定規がぴったり重ならなくても、ズレを活かすことで紙をきれいに切ることができるのです。
この裏ワザを実践する際のポイントと注意点
ポイント1:定規の位置をズラす
定規をぴったり重ねるのではなく、少しだけズレを持たせることが大切です。ズレがあることで剪断応力が働き、紙が切れやすくなります。
ポイント2:力を入れすぎない
紙を切るとき、力を入れすぎると定規がずれやすくなります。軽い力で滑らせるように動かすと、きれいに切れるので、力加減には注意しましょう。
注意点:厚い紙は向かない場合がある
この方法は薄い紙に適しています。厚みのある紙や硬い素材には不向きなため、適した紙で行うと良いでしょう。
ハサミがないときでも安心!定規を使ってスムーズに紙をカット
定規を2本使うだけで、ハサミがなくても紙を簡単に切ることができるこの裏ワザ。直線だけでなく、曲線や複雑な形も定規を滑らせるだけで切れるので、覚えておくと便利です。
ハサミが手元になくて困っているときや、直線をきれいに切りたいときなどにぜひ活用してみてください!